ちょっといい話

★今朝、駅のホームに猫がいた。最初すみっこにまるまってすわってたんだけど、そのうちスタタって黄色い線の外側(つまりホームのはしぎりぎり)までとんでってそこでじいっとしゃがんでかたまってしまった。周りの様子をうかがうかんじでじーっとしてるけど、なにか物音がしたり、人が近付いたりしたら驚いてしゅたって線路におりてにげちゃいそうな雰囲気。でももうすぐ電車が入線する時間。その音にびっくりしてにげるかもしれないし、電車にのるたっくさんのひとからにげようとして線路におりちゃうかもしれない。どうしようどうしよう、でもちかづいたらニャー!てにげて線路にいっちゃうかも。ってドギマギしつつ息をとめて猫を凝視してたら、ひとりの男の人もおなじことをおもったらしく、電車がきてから猫がにげちゃあぶないとおもったみたいで、猫の方にしゅたたってはしりよった。案の定猫は「ウニャー!」と線路に飛び下りた!!「ウニョーー!」といいながら猫は向かい側の線路まではしってったけど、向こう側にだってそのうち電車はくる。ねこは線路からホームにあがろうとしてるけど高くてあがれない。ホームをみあげて「ウニァァァ!」って鳴いてる。むこうのホームのひとも心配そうにみんな猫をみてる。でも猫をたすけようとホームになんかおりたらその人だって危ない。でも、あああ!どうしよう!?駅員さんにいうべきなの?!線路に猫がいます!って?!?あああ!でも駅員さんは2Fにいる。ホームにはいない!そのうちに電車きちゃったらどうしよう!?!?ってかなりパニくっておろおろしてたら、にゃんこは見事にシュタっっっとホームにジャンプせいこう!!!!!!「ゥニャァァァァアアアアアアア!!!」とすごい声で叫びながら駅のすみっこににげてった。あああ〜〜〜〜〜〜〜よかったぁぁ。ホームで猫をみまもってたみんなの顔がいっしゅんほころんだきがした。ほんとよかった。ああよかった。なんかうっすら涙ホロリでいいきぶんで電車にのれました。